簡単かつ効果的に人前で話すために

http://d.hatena.ne.jp/devbankh/201101

下のページを翻訳したものです。

How to Make Your Speaking Easier and More Effective
http://teaching.berkeley.edu/speaking.html
(Home | University of California, Berkeley)

関連ページ

話す相手について考える [原文:聴衆分析]

  • あなたのコミュニケーションで受益者になるのは [あなたの話を] 聞いている人達だということを忘れないように
  • 聞き手についてあまり考えすぎないように。しかし少しは考えないといけない
  • 基本的なことを把握しよう。聞いているのはどういう人達だろうか?
    • 人数構成(年代、人種、男女比、etc.)
    • 傾向(望んでいること、心配していること、ポジティブなこと/ネガティブなこと、関心の度合い)
    • 話題や自分について、どれくらい知っているか、どれくらい接したことがあるか
  • どのような中で [聴衆は] このインフォメーションを受け取るのか
    • 広い講堂なのか、狭いセミナールームなのか、教室なのか
    • 照明や音響の問題
    • 時刻
  • ”私に、ここで、今”を考える
    • 自分が聞いている人の一人だと思い描いて、”どうすればこのメッセージが今ここで私に影響を及ぼすことができるだろうか”と問う
    • ”私に、ここで、今”は、あなたが送り手として聞き手/受け手に提供すべきことが何かということを導く。”私に、ここで、今”がその人達が理解できること、受け入れられること、支持できること、重要と考えられることに変わるのだ。その人達にとって重要なことは”私に、ここで、今”なのだから。
  • 聞き手に対して、認知の対象/行動の対象を決めよう
    • 何を自分の聞き手に知ってもらいたいか
    • 何を自分の聞き手にしてもらいたいか

オープニングとエンディング

オープニング:お決まりのもの(おはようございます・・・、今日ここで私がお話するのは・・・)は控えるように。そのかわり、

  • 刺激的な問い、エピソード、または時事の話題から始め、それがどのように今日の話と関係するか、とつなげる
  • なにか質問してもらう
  • 問題を設定し、この授業が終る時には解決のための全ての方法を手に入れることを聞き手に約束しよう

エンディング:多くの話し手は時間の終わりかそれを超えるまで単に話し続け、そして「もう時間がなくなってしまったようです」と言う。そう言うかわりに、

  • 話のリズムを計画立てよう。話を5分前に終わらせるよう計画すれば、話の要約や問題提起をすることができる。
  • 質問の時間を取り、その時間をスケジュールに組み込もう。